【鹿の湯ホテル】スタッフと一緒に、一歩ずつ国際化。part2【三重県】
団体対応は今後も未定 既存の顧客層を大切に
『鹿の湯ホテル』では今年中にホームページを刷新し多言語表記に(中国語簡体字・繁体字・英語・タイ語)。館内の案内も見直す予定です。グローバル化の準備は着々と進んでいますが、若女将が見つめているのは、これまで通りの客層です。
「大きなツアーを誘致する予定は全くありません。現在、外国からのお客様は、当ホテルにレンタカーまたは電車でいらっしゃっています。おそらく日本滞在に慣れていらっしゃるのでしょう。つまり私たちのお客様は、『ある程度、日本の文化を理解してくださっている方』なのだと思います。日本はまったく初めてというお客様にご満足いただくには、まだまだ遠く及びません。現在来ていただいているお客様にこそ、私たちの取り組みを見ていただければ、と思っています」
ホスピタリティの充実を目的に始まった『鹿の湯ホテル』の』国際化。ホテル経営側とスタッフが手を取り合い、一歩ずつ進み始めたばかりです。
インバウンドサポートに携わり
「特別なことじゃないの」という言葉に「ハッ!」と。「日本の方であろうが、外国の方であろうが、すべてお客様ですから」と若女将。外国人との接触が少ない私自身が特別視していたことを反省。多くのことに気づかせていただきました。深謝。(編集長/川北)
取材地Data
鹿の湯ホテル
住所: 〒510-1233 三重郡菰野町湯の山温泉
電話:059-392-3141
WEB:Facebookページ・トリップアドバイザー・Instagram・公式サイト
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